アニメ・漫画『名探偵コナン』では、スマートフォン(スマホ)の普及が進む中で、登場キャラクターたちの携帯端末も時代に合わせて変化してきました。
しかし、そんな中で一人だけ「変わらずガラケーを使い続けている」キャラクターがいます。
そう、主人公・工藤新一の幼なじみであり、ヒロインでもある毛利蘭です。
本記事では、なぜ蘭だけが今もガラケーを使用し続けているのか、その理由について考察していきます!
『名探偵コナン』毛利蘭以外はみんなスマホに移行

『名探偵コナン』の作中では、ほとんどの主要キャラが時代の流れとともにガラケーからスマホへと機種変更しています。
コナン:ガラケーを長く使っていたが、76巻ごろからスマホ(XPERIKAN=作中オリジナルと思われるスマホ))に変更。
灰原哀:65巻でいち早くAndroid系スマホを使い始め、その後も機種変更。電子機器への関心が高いことがうかがえます。
阿笠博士・少年探偵団・園子など:それぞれの登場シーンでもスマホ使用が見られるようになっています。
このような状況でSNSでは以前からこのような疑問の声が出ています。
コナンくん見てて思ってんけど
— まる🐙@アニメは人生 (@maru00428) April 30, 2025
蘭ねーちゃんいつまでガラケーなん?
この理由を次で解説していきます!
なぜ毛利蘭だけガラケーを使い続けるのか理由は?

以下の2つの理由が考えられます!
- 蘭のガラケーは工藤新一からのプレゼントだから
- スマホに変えると新一からもらったストラップをつけられないから
①蘭のガラケーは工藤新一からのプレゼントだから
『名探偵コナン』のキャラたちは徐々にスマホに変わっていく中で、ヒロインの毛利蘭だけはずっとガラケーを使い続けています。
その理由は、新一からのプレゼントだからです。
蘭はかつて、園子が恋人専用の携帯を持っているのを羨ましがっており、それを知った新一はホワイトデーに蘭へガラケーを贈ります(25巻)。
実はその前、蘭は親に買ってもらった携帯を、水族館で新一のせいで落として壊してしまいます。
お詫びとして新一は遊園地(トロピカルランド)に誘い、「代わりのを買ってやる」と約束(83~84巻)。
その後に渡されたのが25巻のガラケーと考えられます。
つまり蘭がガラケーを使い続けるのは、新一との大切な思い出が詰まっているからであり、その理由から壊れるまで使い続ける可能性が高いです。
②スマホに変えると新一からもらったストラップをつけられないから
また、もう一つの理由として蘭がガラケーを使い続けている理由のひとつとして、新一からプレゼントされた「ナマコ男のストラップ」を大切にしているから、という理由も考えられます。

このストラップには新一との思い出や気持ちが込められており、スマホに変えてしまうと形状や使い勝手の違いからストラップが合わなくなる可能性があるためガラケーを使い続けていると考えられます。
「ナマコ男」は青山剛昌先生が描く別作品『YAIBA』のキャラクターでもあり、『名探偵コナン』ではストラップとして登場しています。

『名探偵コナン』のアニメと漫画原作とではナマコ男のストラップが登場するシーンが違うのですが、漫画の時系列的には、新一がガラケーを蘭にプレゼントしたタイミングで、このナマコ男ストラップも渡したと考えていいようです。
いずれにしても、蘭は新一のことが大好きなんだな!と考えられますよね。

蘭ちゃん、可愛すぎる
まとめ
今回はなぜ蘭が今もガラケーを使い続けているのか、その理由を考えてみました。
他のキャラクターたちがスマホに変えていく中、蘭が今もガラケーを使い続けている理由は単なるこだわりではなく、新一との大切な思い出が詰まっているからです。
新一から贈られた携帯電話、そしてそこに付けられたナマコ男のストラップ…それらは、離れていても彼との絆を感じさせてくれる、特別な存在です!
機種変更をすれば便利になることはわかっていても、「新一とのつながり」を何より大事にする蘭の想いが、そのガラケーには込められているんですね。
これからも彼女の一途な気持ちに注目して、『名探偵コナン』を応援したいです。
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