RADWIMPSの「筆舌」の歌詞がとても印象的ですが、作詞した野田洋次郎さんの実話なのでしょうか?
また、MV(ミュージックビデオ)に、俳優の田中要次さんが映像の中で、広瀬すずさん演じる主人公とカウンター越しに笑い合う“店の人”として登場。
歌詞の中の「行きつけの店」や「店長」というフレーズを重ねると、田中要次さんは「自ら命を落とす店長役」なのか気になる方も多いと思います。
今回は、歌詞は実話なのか、また、田中要次さんが演じている人物像を歌詞と映像から考察していきます。
RADWIMPS「筆舌」MVロケ地は野田洋次郎の家!広瀬すずもボーカルの自宅で撮影に驚きの声が上がった記事はこちらです。

RADWIMPS「筆舌」の歌詞は作詞した野田洋次郎の実話?
全てがそうとは言い切れないが、実話と思われる部分も存在する!
野田洋次郎さんの実話であると、ご本人が公式で話してはいないので断定できませんが、実話も含まれているようです。
2025年10月放送の『日曜日の初耳学』に野田洋次郎さんがゲスト出演された際、林修さんと楽曲について話していたときには「実話」という言葉は出てきませんでした。
ですが、以前野田洋次郎さんが執筆したエッセイ「ラリルレ論」という本の中に「筆舌」の歌詞と重なる部分が書いてあったと、ファンがSNSに投稿しました。
ラリルレ論読んでたら
— かずぴ (@Shesalilmonster) October 21, 2025
筆舌の歌詞の元ネタ見つけた
やっぱあの歌詞って全部実話なのかな pic.twitter.com/oHm8nq8gNi
これを見ると
引用:ラリルレ論
- 「20歳の同窓会」
- 「好きだった子はもはや面影はなかった。」
- 「結婚して、子供産んで、離婚してシングルマザーになっていた。」
とあり、「筆舌」の歌詞と重なります。
『ラリルレ論』は野田洋次郎さんが執筆し、2015年5月に初のエッセイ本として刊行された作品です。
2014年の全国ツアー中に書かれた“日記”をベースにしつつも、思想や感情、彼なりの世界観が込められた一冊となっています。

そういったことから、全てが実話とは断定できませんが、少なくとも「筆舌」の歌詞の一部は野田洋次郎さんの実話であることがわかります。
「筆舌」を聞いたRADWIMPSのファンは実話と捉えている人が多かったようです。
筆舌、もう聴いた瞬間から
— りわ◂Ⓘ▸ (@rw20131203) October 10, 2025
あぁこんなことがあったんだな、
これは実話なんだなってわかっちゃった。
筆舌の歌詞はおそらく洋次郎さんの実話なんだろうけど最後の話が辛すぎて泣いた。
— さくさくはて@大阪一日目 (@sakusakuhate) October 7, 2025
洋次郎さんの想像を絶するような絶望と孤独感が胸に突き刺さって苦しかった。
でもそれをこのアルバムで、このサウンドに乗せていることで最強のバンドサウンドになっている。これがRADWIMPSだって見せつけられた。 https://t.co/Hq4gmGFOhg
筆舌って実話なのかな
— Even🌹ロッキンRAD9/21 RAD仙台10/23 (@O___September) October 8, 2025
生きてりゃ色々あるよね#RADWIMPS #あにゅー
RADWIMPS「筆舌」MVに登場する田中要次の役どころは行きつけの店の店長?
田中要次は広瀬すず演じる主人公の“行きつけの店の店長(故人)”役と見られる
公式に発表されていませんが、「筆舌」の歌詞を踏まえてMVを見ると、その可能性が高いと思われます。
歌詞に登場する”行きつけの店”と”店長が亡くなった”という事実

「筆舌」の歌詞を見ると以下のことがわかります。
- 唯一の行きつけだった店が潰れ、別の店に変わってしまったということ
- 店長は自ら命を落としたということ
- 店長が亡くなる3日前、主人公に連絡があったけど出られなかったこと
このようなことを語る歌詞は、過ぎ去った日々や失われた繋がりを痛切に描いています。
「筆舌に尽くしがたい」ほどの喪失と後悔を、淡々と語るような描写が続き、RADWIMPSらしい“時間と記憶”のテーマが浮かび上がります。
「筆舌」MVで描かれる「店」と田中要次の存在
MVでは、広瀬すずさんが夜の街で笑い、時に泣く姿が描かれています。

中でも印象的なのが、行きつけのお店らしき場所で、田中要次さん演じる店主と談笑するシーン。
2人の間には、言葉では語られない信頼や安心感があり、まさに“通い慣れた店”の空気が漂っています。

しかし、物語が進むにつれて、広瀬さんが涙を流す場面へと移り変わります。
この構成から、視聴者の多くが「田中要次さん=あの行きつけの店の店長」なのでは?と感じたのではないでしょうか。

広瀬すずさんの演技力もあって、涙を流すシーンに感情移入してしまう人も多いのではないでしょうか。
RADWIMPS「筆舌」MVに登場する田中要次を見たネットの反応は?
ネットに寄せられたコメントをご紹介します。
広瀬すずさんがイヤホンで筆舌を聴きながら歩いてるってゆう設定かな。で田中要次さんが行きつけの店の店長だったって設定かなと思いました。その思い出が巡って。最後涙を流すシーンでつられて泣きました。素晴らしい演技。素敵なMVでした!
— KORO (@h_h_h_h_c) October 22, 2025
考察違ってたらすいません。
筆舌MV泣けた。広瀬すずさん凄い、泣いてる表情でこっちまで涙がでてきた。田中要次さんは亡くなった店長さん役ってことよね?店長さん筆舌聴いて天国で笑っててよ。たった6分でこれだけのドラマを展開して訴えかけてくるの凄い。歌も映像も心に残って、聴き終わったあとも泣ける。 https://t.co/ybVTMzl59X
— KAN (@Is2RADWIMPS) October 22, 2025
寝る前に偶然見つけた「筆舌」。
— おぁ (@Ooku_bon_voyage) October 22, 2025
何気なく再生したら、涙が止まらなくなりました。
中学生の頃夢中で聴いていたバンドの曲に、
また心を揺さぶられる夜。
この曲に出逢わせてくれた、PVに出演されている田中要次さんにも感謝です。 https://t.co/0oAeklp3DR
歌詞の世界観と田中要次さんの演技に、感情を揺さぶられる人が多いようです。
広瀬さんの表現力はもちろん、田中要次さんの存在感があるからこそ、RADWIMPSの歌詞がより深く胸に響く――そんな素晴らしい映像作品に仕上がっていますよね。
まとめ:RADWIMPS筆舌は実話?MV田中要次は行きつけの店の店長役?歌詞から考察
RADWIMPSの「筆舌」は実話なのか、そしてMVに登場する田中要次さんが演じた役はどんな人物なのか。
全てが野田洋次郎さんの実話を元にしているかはわかりませんが、実話と思われる部分も存在するようです。
また、MVと歌詞を見て考察すると、田中要次さんは“行きつけの店の店長”を思わせる人物を演じていると思われます。
歌詞に描かれた「店長が亡くなったこと」や「連絡を取れなかった後悔」と、MVでの広瀬すずさんの笑顔と涙の対比が重なることで、楽曲全体がより立体的に響きます。
“言葉では言い表せない思い”を、RADWIMPSは田中要次さんの静かな存在感を通して表現しているようです。


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