2025年夏の甲子園、準決勝「日大三高 vs 県岐阜商」戦──2回裏の攻撃シーンが、ファンの間で物議を醸しています。
県岐阜商・柴田選手の一塁へのスライディングがアウト判定でしたが、「明らかにセーフ」「走塁妨害だ」という強い反発が拡がり、「これは誤審では?」とSNSも注目。
特に「この判定を下した審判は一体誰」という疑問の声も上がっています。
本記事では、この誤審疑惑シーンについて、走塁妨害の可能性や審判の情報、そして問題場面の動画もあわせて紹介します。
2025甲子園準決勝で誤審か?日大三高の走塁妨害疑惑を動画で検証
準決勝の2回裏、県岐阜商の攻撃中に、話題になっている疑惑の動画はこちらです。
県岐阜商対日大三高
— jun-jun (@junro91851060) August 20, 2025
また誤審
柴田くんの足の方が早い
一塁完全セーフ!
しらけるでいい加減頼むわ pic.twitter.com/eIdYZaRY1t
その中で、走塁妨害では?と疑惑が生まれた、県岐阜商の柴田選手がアウトになったシーンを切り取った動画はこちらです。
県岐阜商また不利な判定を喰らってしまう
— テングース (@kai74173078092) August 20, 2025
てかスローでみなくても普通にセーフ過ぎるタイミングだったろ、、、 pic.twitter.com/G0gO9QUl3L
いかがでしょうか?
この動画を見ると、私自身も柴田選手のセーフだったのではないかなぁという風に感じましたが…。
SNSでもセーフだと感じる人が多かったため、審判の判定に「誤審では?」といった声が溢れる状態になりました。
さらに、セーフじゃないなら、日大三高の選手による走塁妨害ではといった声も上がっています。
アウトは誤審?日大三高の走塁妨害疑惑に対するネットの反応
今回、日大三高の選手が「走塁妨害ではないか」という疑惑が出ていますが、実際には審判から走塁妨害と判定されたわけではありません。
そのため、特定の選手を過度に非難したり攻撃するのは避けるべきです。
選手たちは限られた状況の中で全力でプレーしており、判定の結果に関わらず敬意を持って見守ることが大切です。
そのことを前提として、まずはネットに書かれた様々な声をご紹介します。
「セーフでは」という声
テレビ見ててセーフ⁇
— あんとまん (@a30307327) August 21, 2025
スローで見たら完璧にセーフ👌じゃん
誤審だらけの甲子園❗️
こうやって見るとセーフですね💦高校野球において、誤審と思われる判定に対して審判に直接抗議することは、原則として認められていません。日本高野連の規則や野球規則に基づく。これは「審判の判定は最終的」とする野球規則日本高野連が採用する公認野球規則に基づいているからです
— レイ (@reirei40047237) August 21, 2025
コレ1塁捕手の足が邪魔で駆け抜ける事も出来ず
— ムース🏇永遠の21歳 問題・理不尽は拡散して共有 (@moosekeiba) August 21, 2025
タイミングも完全にセーフだ。
審判も人とは言え、余りにもお粗末すぎるだろ。
「走塁妨害では」という声
走塁妨害に見えますね😔
— ゆう (@YuuKyotoo) August 21, 2025
本来なら「アウト・セーフ」以前に、まず「走塁妨害」をとるべきじゃない?
— nishivet (@nishivet1) August 21, 2025
まぁ、「誤審」も含めて「教育の一環」だからそれも仕方が無いと両校選手が納得していれば、それはそれでいいのかもね。
タイミング的にもセーフだし、日大三の一塁手の走塁妨害も明らか。怪我にもつながりかねない危険な守備だし、普段からこういう練習をしていないとできない守備です。
— 鉄道旅行愛好家1919 (@150th_memorial) August 21, 2025
高野連の言う「フェアプレーの精神」というのは、所詮こんなものなんですよね。これだから、権力者の言い分が通ってしまうのです。
動画を見ると、日大三高の一塁の選手の足を踏まないように、県岐阜商の柴田選手が避けながら倒れ込む様子が写っており、怪我をしないか心配になりました。
わざとではないにしろ、確かに危なかったシーンでしたね。
誤審疑惑を生んだ審判は誰?
現時点では、この試合で審判を務めた一塁塁審の氏名は公表されていません。
SNSなどでは誤審を指摘する声も多く見られますが、審判の方々は限られた時間と視界の中で瞬時に判断を下しています。
過度に個人を特定して非難することは、選手や大会運営にも悪影響を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。
引用:Yahooニュース 整列する甲子園の審判員の方たち
しかし一方で、今回の判定をめぐりネット上でこれほど大きな議論が起きているにもかかわらず、高野連が明確な説明や対応を示していないことに対しては不満の声も多く上がっています。
特に、判定によって県岐阜商が不利になったという見方が強く、納得できないと感じる人が大勢いるのは自然なことだといえるでしょう。
ビデオ判定・リクエスト制度を導入することを願う声
今回の誤審騒動を受けて、SNS上では「ビデオ判定」や「リクエスト制度」を甲子園でも導入してほしいという声が急増しています。
現在の高校野球では、プロ野球のようなリクエスト制度はなく、審判の判定がすべて最終決定となります。
そのため、誤審と感じた場面でも再確認できないことに不満を抱く視聴者が多い状況です。
なぜ導入されないのか?
日本高等学校野球連盟(高野連)は「大会の進行遅延」「設備費用の問題」「審判の育成目的」などを理由に、現時点で導入を見送っているとされています。
しかし、SNSでの議論がここまで大きくなっている以上、今後の大会運営方針に影響する可能性は十分にあります。
高校野球審判は誤審が多いと騒がれていますが、2種審判の資格をもつ私は断言できます。全国大会の審判のレベルは高いです。誤審誤審という人は一度審判を経験してみて下さい。1人で判断を下す怖さがわかると思います。だから、球児にとっても審判にとってもビデオ判定は導入した方が良い。
— あらあら (@aratakefu23no1) August 21, 2025
甲子園毎年誤審が話題になるから、募金でもなんでもいいから資金募ってビデオ判定できるようにしたら公平性増していいのでは?その一瞬の判定で人生変わることもあるじゃんね
— はむ (@unkodown) August 21, 2025
甲子園での誤審は随分前から指摘されているにもかかわらず審判の権威を盾に見て見ぬふりして来た高野連、主催者側、今の時代はビデオ判定によるチャレンジ制を導入すべき。選手目線に欠けている。こういうの広陵問題無責任対応の伏線になっていないか?!
— 永遠のマー君 (@7niV8Jn92a40230) August 21, 2025
判定1つで結果が変わることもあるため、選手たちのためにも、ビデオ判定が導入されて誤審だと疑われる場面が減ることを願います。
まとめ
2025年の甲子園では誤審とされる判定が大きな波紋を呼び、SNSでも議論が続いています。
審判の名前は公表されておらず、個人を過度に攻撃することは避けるべきですが、一方で高野連が問題を放置している現状に不満を抱く声も少なくありません。
特に、県岐阜商の高校にとって「セーフだったのでは」「走塁妨害では」といった疑惑に出る判定に納得できないファンが多いのは自然なことです。
高校野球の魅力である「人間らしいドラマ性」を残しつつも、公平な試合運営を実現するためには、時代に合わせたシステムの見直しが求められているといえるでしょう。

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