世界陸上2025の男子3000メートル障害走の決勝で、日本の三浦龍司選手とケニアのエドマンド・セレム選手がフィニッシュ直前に接触。
「妨害ではないか」と疑う声が一部で上がりましたが、日本陸連が審判長に抗議したものの、最終的に妨害にはあたらないと判断されています。
この決勝で銅メダルを獲得したケニアのセレム選手とは一体誰(何者)で、どんな人物なのでしょうか?
この記事ではセレム選手のプロフィールに迫ります!
ケニアのエドマンド・セレム選手とは一体誰(何者)でどんな人物?
エドマンド・セレム選手のプロフィールをご紹介します。
エドマンド・セレムとは

- 名前:エドマンド・セレム
- 生年月日:2007年12月27日(17歳)
- 国籍:ケニア
- 種目:陸上競技・3000メートル障害走
まだ17歳という若さにびっくりですよね!
兄のアモス・セレムさんも世界U20障害走王者となった経験を持つ、陸上界で注目される一家の一員です。
エドマンド・セレムの主な実績
- 2023年:アフリカU18選手権2000m障害走 金メダル
- 2024年:アフリカ選手権(ドゥアラ)3000m障害走 銀メダル
- 2024年:世界U20選手権(リマ)3000m障害走 金メダル(8分15秒28)
- 2025年:世界陸上(東京)3000m障害走 銅メダル
- 自己ベスト:8分04秒00(2025年・モナコ)

わずか17歳にして世界の表彰台に上がる実力を見せつけています。
三浦龍司へ妨害疑惑が出た接触シーンについてセレムの言い分は
セレム選手はレース後の取材で、接触についてこう振り返っています。
「ジャンプした時に、ミウラが目の前にいたんだ。だから、ぶつからないように避けようと思った」
「少し外に動こうとしたけど、彼も同じ考えだった」
つまり、激しい競り合いの中でお互いの動きが重なり、腕の接触が起きたという説明です。
こう言われたものの、明らかに三浦選手を押したり、引っ張ったり、数回接触しているのが確認できるため、若干言い訳にしか聞こえないなと感じてしまいました。
実際、日本陸連は大会翌日の2025年9月16日、男子3000m障害決勝で両者が接触した旨を審判長に抗議しています。
結果、妨害にはあたらないとの判断が下されたと発表しています。
セレム選手の三浦龍司選手への押したり引っ張ったりの接触は妨害行為に当たらない
そのため、もう結果は覆らないとわかっていても、三浦選手を応援していた人にとっては納得いかない行動に見えてしまったのではないでしょうか。

勝ちたい気持ちはわかるけどね…

期待されてる分、メダルを取りたい気持ちはわかるけど疑われる行動はやめてほしいな

レース後に見せたセレムと三浦龍司の友情
しかし、接触後も三浦龍司選手とセレム選手の両者は互いを称え合いました。
・セレム選手「僕は彼を祝福し、彼も僕を祝福してくれた。全て問題ないよ。ミウラは僕の友達なんだ」
・三浦選手もインタビューで「接触があった」としつつ、言い訳はせずレースを振り返った
このやり取りからも、世界の舞台で競い合う選手同士のリスペクトと友情が伺えます。
三浦選手も、メダル圏内の走りを見せていただけにとても悔しかったと思いますが、言い訳することなくレースを振り返っていた場面はかっこいいなと思いました。
まとめ
世界陸上2025男子3000メートル障害走で、接触シーンによって物議を醸したエドマンド・セレム選手。
まだ17歳ながら世界の表彰台に立つ実力を見せたセレム選手とは一体誰(何者)でどんな人物なのか、プロフィールも合わせて記事にまとめました。
レース後には三浦龍司選手と健闘を称え合う姿も見せたのが印象的でした。
疑惑は残ったものの、これから世界の舞台でさらに注目される存在になることは間違いありませんね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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